くすの木 4月号
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唐津線●4月29日・30日に ハンドメイド  マルシェを開催!ブルーベリーガーデンおぎ小城市三日月町甲柳原80-1 ブルーベリーを選んだのは、観光農園をやりたかったからです。自分が生まれ育ったふるさとに、自然に触れ合いながら、親子で楽しめる場所が作りたいと思いました。そこに美味しい食べ物があれば、大人も子どももみんな笑顔になりますからね。隣接する人気スイーツ店のたまご家さんの存在も大きかったです。この場所で観光農園ができるなら、相乗効果で地域も元気になると思いました。芽を剪定しました。一本一本の状態を確認する大事な作業です。思った以上に手はかかりますが、だからこそ子どものようにかわいいとも言えます。 実は、観光農園は昨年オープンする予定でしたが、思い通りの収量がなかったため、ブルーベリーのスムージーやアイスなどスイーツを販売するショップを先行してオープンしました。インスタグラムでこっそり告知しただけですが、たくさんの方に来ていただき、「これがブルーベリーの味なんですね」、「生のブルーベリーって初めて食べました」など嬉しい声をたくさんいただきました。 ブルーベリーはみんなが知っているフルーツなのに、香料が入っていない本当の味を知らない方が多いんです。ブルーベリーならではの香りや風味を楽しんでいただきたいし、スイーツ以外の料理に使っても美味しいので新商品もいろいろ考えています。とても楽しみです。ちなみに、実がなるタイミングに合わせて来園していただきたいので、完全予約制となります。スイーツのお買い求めは、ご予約なしでご来店いただけますが、店舗は水土日のみのオープン予定。開園時期や最新の情報は、ぜひインスタグラムでご確認ください。たまご家三日月店たまご家三日月店●●ブルーベリー アイスクリームジョイフル三日月店ジョイフル三日月店●●小城市生涯学習センター小城市生涯学習センタードゥイング三日月ドゥイング三日月●●●  ●  小城市役所 小城市役所 〈インタビュー:髙田/文責:福地〉2ブルーベリーガーデン おぎ  川頭 孝寿さん 喜久子さん2022年7月、脱サラした夫・川頭孝寿さんが妻の喜久子さんと共に「ブルーベリーガーデンおぎ」(小城市三日月町)をオープン。ブルーベリーを使ったスイーツなどを販売する店舗に続き、2023年夏に観光農園がオープンします。親子で楽しめる場所をふるさとに 長年会社勤めをしていましたが、脱サラして妻と二人でブルーベリーを栽培しています。実家が米麦などを生産する農家で、仕事のかたわら手伝っていたこともあり、3人の子どもたちも自立する55歳で早期退職し、本格的に農業をやろうと準備を進めていました。ところが自分が病気になり、やりたいことは気力、体力がある少しでも若いうちにやるべきだと、計画を前倒しして53歳の時にブルーベリーガーデンをオープンしました。本物のブルーベリーの味を届けたい 現在、1500坪(約5000㎡)の敷地で、30種類930本のブルーベリーを栽培しています。すべて鉢で育てていますが、本数的には県内でも多い方だと思います。農作業には慣れていますが、ブルーベリー栽培は初めてなので、すべてが手探りの状態。冬の作業が一番重要で、大きな甘い実をつけさせるため、ひたすら花念願の観光農園がいよいよオープン 平地のブルーベリーのシーズンは6~8月で、今年いよいよ観光農園をスタートさせます。ブルーベリーの木は低いので、小さな子どもさんも自分で収穫することができます。時間無制限の食べ放題なので、小さな手でたくさんとって食べて欲しいですね。 基本的には夫婦二人なので、どうやって回していこうか不安もありますが、長年の想いがカタチになる観光農園の開園が★ ブルーベリーガーデンおぎ美味しい笑顔があふれる観光農園に美味しい笑顔があふれる観光農園に

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