くすの木12月号

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2学習の様子学習の様子国際交流ヒーロー祭り田中美智子さん月に一度の韓国語講座〈インタビュー：横山／文責：福地〉　スタディサポートgreen bookでは、家庭の経済的な理由で学びたくても学べない子どもたちのため無料で学習支援を行っています。対象は中学生から高校生までで、希望の進路に進めるよう、学校の予習復習・試験勉強などをサポートしています。活動拠点は佐賀市市民活動プラザ（佐賀商工ビル７階）で、毎週水曜日の16時から20時まで。鳥栖でも、夏・冬など不定期で開催していますが、貧困家庭に限らず、勉強が苦手、勉強の仕方が分からない子どもたちも通っています。　そもそも団体を立ち上げたきっかけは、私自身が母子家庭で、家庭教師はもちろん塾に通うこともできなかったから。ただ、先生たちや出会った人たちに恵まれたこともあって、大学まで進学することができ、今は家庭教師や学校で様々なかたちで子ども達と関わっています。その恩返しとして、似た状況にある子どもたちの手助けになりたいというのが一番の願いです。大人がちょっとした手助けをして、夢が叶うように応援しようというもの。幅広いサポートが行えるように、green bookだけでなく、さまざまな団体と連携しながらプロジェクトを進めています。　昨年は、くも膜下出血の後遺症で学習障害のある中学生の「ヒーローショーに出演するスーツアクターになりたい！」という夢を叶えるため、発表の場などを提供しました。今では、ハルレンジャーとして地域のお祭りに出演するなど夢を実現して活躍しています。他にも「外国の人たちと関わる仕事に就きたい！」という子どもには、国際交流のイベントに関わるなど、それぞれに合った活動の場を設けて夢を叶えるサポートをしています。い。でも全然大変じゃないんです（笑）。「そのパワフルさはどこからきてるの？」ってよく聞かれますが、これから成長する子どもたちは誰もが尊い存在です。だからこそどんな社会でも生き抜く力、好きな仕事に就くために努力し頑張り続けることのできる力を身につけてほしい。なにより、green bookに参加してくれる子どもたちがみんな楽しそうで、笑顔になってくれるのが一番嬉しいですね。　個人的にイベント好きなので、子どもたちを巻き込んで年に数回はイベントを企画しています。来年春には、子ども達が自ら働いて、いろんな人に喜んでもらう経験の機会として、子どもマルシェの開催を計画中です。　希望校への進学も大切ですが、勉強はあくまで夢を叶えるための手段の一つ。自分の夢につながるように、一人ひとりに合った学習支援をしたいので、ボランティアで講師をしてくれる方を募集しています。ご興味がある方は、ぜひご連絡ください。スタディサポート　green book代表 田中 美智子さん経済的な問題などを抱える家庭環境にいる子ども達に学習サポートを行う「スタディサポートgreen book」は2019年5月に発足。現役家庭教師や元教員などをメンバーに迎え、佐賀市（水曜日）、鳥栖市（不定期）で活動中。夢を叶えるサポートプロジェクトも進行中　活動のもう一つの柱が「子どもの夢を叶えるサポートプロジェクト」です。これは、夢があるのに「どうせ無理だ…」と挑戦する前から諦めてしまう子どもたちに、私たち社会を生き抜く力を身につけてほしい　green bookの活動日以外は、家庭教師や学校のサポートスタッフとして働いているので、ゆっくり休めるのはお正月くらスタディサポート　green book［連絡先］090-1872-7812（田中）　　 スタディサポート greenbook感謝の気持ちを社会に恩返し夢に向かって頑張る子どもたちへの学習支援夢に向かって頑張る子どもたちへの学習支援