くすの木 6月号
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佐賀を歩こう  「九州オルレ」2オルレは、韓国・済州島から始まったトレッキングの名称で、済州島の言葉で「家に帰る細い道」という意味。オルレの魅力は、海岸や山などの自然を五感で感じ、自分なりにゆっくりとコースを楽しむところにあります。佐賀県には、低山と山あいの市街地を歩く武雄コース、温泉や焼き物の里、森を巡る嬉野コース、海を感じながら半島をたどる唐津コースの3つのオルレがあります。歩きながらおもいっきり佐賀を感じませんか?ーオルレの歩き方ーコース内の要所には「カンセ」と呼ばれるモチーフや、赤と青のリボン、ペイントされた矢印の標識が設置されています。目印に沿って歩きましょう。距離:12km/所要時間:3.5~4.5時間/難易度:中~上級JR武雄温泉駅→武雄川→白岩運動公園(トリムコース)→貴明寺→池ノ内湖→保養村もよおし広場→山岳遊歩道→武雄市文化会館庭園→武雄神社(武雄の大楠)→塚崎の大楠→武雄市役所→武雄温泉楼門距離:12.5km/所要時間:4~5時間/難易度:中~上級肥前吉田焼窯元会館→大定寺・吉浦神社→西吉田茶園→西吉田権現さんと十三仏→坊主原パイロット茶園→22世紀アジアの森→椎葉山荘→轟の滝→シーボルトの湯→温泉公園→シーボルトの足湯距離:11.2km/所要時間:4~5時間/難易度:初~中級道の駅桃山天下市→前田利家陣跡→古田織部陣跡→堀秀治陣跡→400年続く歴史道の串道→茶苑「海月」→太閤道→肥前名護屋城跡天守台→唐津焼窯元炎向窯→波戸岬少年自然の家→上杉景勝陣跡→波戸岬自然遊歩道→島津義弘陣跡→波戸岬海水浴場→サザエのつぼ焼き屋台■問合せ先:鎮西町観光案内所/Tel.0955-51-1052 オルレのマナー1.民家の庭にみだりに入らない。2.人や個人のものを撮影するときは同意をもらう。3.ゴミは必ず持ち帰る。4.道沿いの農作物を勝手に採らない。5.道端に咲いている花や木の枝を採らない。6.民家付近等で大声で叫んだり、騒いだりしない。7.次に訪れる人のために、リボンを持ち帰らない。■問合せ先:嬉野市観光商工課/Tel.0954-42-33108.道案内の看板にはさわらない。9.未舗装の道は、決まった経路を通る。10.風景を楽しみながらゆっくりと歩く。11.車道を歩くときは、車に気を付けて歩く。12.コースから外れた急傾斜地等での危険な行動は控える。13.途中で会う旅行者や地元住民の方々と笑顔で挨拶を交わす。権現さんと十三仏武雄温泉楼門名護屋城跡武雄の大楠■問合せ先:武雄市商工観光課/Tel.0954-23-9237串道 九州オルレの各イベントはコロナウイルス感染拡大防止の為、中止となっておりますが、近くのオルレコースを散歩する事からはじめてみませんか。詳しくは各問合せ先または、ホームページをご参照ください。茶畑武雄コース 山岳の生命力と温泉に癒やされる嬉野コース 豊かな自然と人の営みをたどる唐津コース 桃山文化を辿り、潮風に吹かれる

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