くすの木 1月号
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4特集■地震の概要:4月14日(木)21時26分 マグニチュード6.5 最大震度7 震源:益城町       4月16日(土)1時25分  マグニチュード7.3 最大震度7 震源:益城町・西原村■被害の概要:人的被害 死者数273人 重軽傷者数2809人       住家被害 206,886棟 (全壊、半壊、一部損壊)       最大時の避難所及び避難者数(4月17日) 38市町村 避難所数885か所 避難者数183,882人■当初の応急仮設住宅の建設 県内16市町村 110仮設団地 4,303棟 ⇒ 現在仮設の入居状況は7,246人(2019年10月現在)               内訳:仮設住宅 2,599人 ・借り上げ型みなし仮設 4,532人 ・公営住宅 115人・行政・社協・仮設団地自治会長と連携し、組合員による仮設団地でのサロン活動(こーぷ喫茶)に②コープさがとしての支援活動仮設住宅住まいの方がまだ7000人いて、高齢者や生活困窮者に冷たい政策しか行われていない現実をしりました。今後もくらしに、心に寄り添える支援を行っていく必要があると思います。迫副理事長の「忘れないでいて下さい」との言葉が心にのこりました。(参加者の声)一番衝撃的で地震の恐ろしさと破壊力を感じたのは、阿蘇大橋崩落現場でした。無残にも砕け落ちその近くの大学、住居は今となっては廃墟状態でした。毎日すばらしい景観を観て、大学生活に夢と希望を持っていた大学生の事を思うとすごく悲しく辛い思いでした。(参加者の声)熊本城も間近で見ることができ、石垣が崩れ落ちている現状、何年かかって元に戻るのか?気が遠くなります。今の熊本城を目に焼き付け、地震前の姿に戻ることを待ちたいと思います。(参加者の声)体制が整っています。取り組んでいます。地震直後より、生協くまもとへの緊急支援で職員を派遣しました。5月には、エフコープおよび、みやぎ生協とともに、南阿蘇村立南阿蘇中学校の避難所の炊き出しに参加しました。その後も職員、サガンねっと復興応援隊による仮設住宅での炊き出しや、仮設住宅サロン活動への訪問を行いました。サロン活動への支援は現在も続けています。(生協くまもとの迫(はざま)副理事長)(阿蘇大橋崩落現場)(現在の熊本城の様子)視察会を終えて生協が行った被災地支援活動①「生協くまもと復興支援センター」を中心とする活動・2016年8月からは、それまでの全国支援から生協くまもとの組合員が中心となった被災地支援活動に変わりました。・組合員公募を行い、現在まで168人の組合員の申し込み。事務局として職員1人、組合員2人を配置し長期にわたる支援2016年4月の熊本地震から3年が経ちました。今もなお多くの方が生活再建に向けてご苦労をされています。現在の復興の現状を実際に見て、今後の支援につなげていくために視察会を開催しました。組合員17名、理事・監事8名、事務局2名 合計27名の参加でした。視察会に参加して、実際に現地に足を運ばないとわからない事がたくさんあると実感しました。また、もとの生活に戻れない人たちがおられるという事を忘れないで、支援を続けていかなければならないと思いました。11/12 熊本復興応援視察会報告

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