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本部くらしの委員会学習会開催報告「これからどうなる・・・気になる介護のこと」

本部くらしの委員会 学習会開催報告
「これからどうなる・・・気になる介護のこと」 ~診療報酬、介護報酬改定でどう変わる?~

2018年5月31日(木)コープさが生協新栄店ミーティングルームにおいて、学習会を開催しました。講師は佐賀県医療生協 専務理事 坂本俊一郎氏。参加者は22名でした。

2018年4月より診療報酬、介護報酬が改定されています。改定のポイントと無料定額診療制度についてお話いただきました。
●診療報酬改定
診療報酬とは1点10円。公的医療保険で受けられる医療の内容や範囲、値段を国が点数で定めたもの。改定のポイントとして①今後入院医療から在宅へ変わっていき、ベッド数を減らしコストのかからない医療体系へ。②オンライン診療の推進。パソコンを見ながら、離島・へき地など通院困難な患者への活用を想定されている。しかし、患者さんと対面しないので、重大な疾病の見過ごしが生じる可能性を否定できないとの事でした。

●介護報酬改定
改定のポイントとして①地域包括ケアシステムを推進し、中重度の要介護者中心に、どこに住んでいても適切な医療・介護サービスを切れ目なく受けることができる24時間体制を1万人規模地域中心に完成していく。②自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスを実現させる。

●無料・定額診療制度
低所得者などに医療機関が無料または低額な料金によって診療を行う事業。県内では唐津済生会病院、佐賀県医療生協の神野診療所・多久生協クリニックが実施。佐賀県医療生協の診療所は3年前に届け出されてます。昨年くらいから問い合わせが増えてきているようですが、この制度は実施する医療機関の負担が大きいとの事でした。利用の実例をお話いただきました。

5.31学習会

【問い合わせ】
総務部組織企画グループ (岩木)
TEL:0952-31-3977


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